⚠️夫婦関係修復の心理学的な会話の秘訣大公開①⚠️

・毎日家に帰っても鬼嫁がいる…

・毎日,夫が帰ってくるのが憂鬱…

・配偶者の機嫌がいつも悪くて,どうしようもできない…

・一緒にいても会話がない・楽しくない…

 

そんな夫婦関係の悩みを抱えてる方,いませんか?

 

 このように,夫婦関係がいまいちの方々は,お互いが負の連鎖に巻き込まれてしまい,なかなか抜け出せない状態に陥ってるのではないでしょうか😞。配偶者のちょっとした行動にイラついたり,それの積み重ねに限界を感じてしまうんですよね。お気持ち,すごくわかります。でも,この悪循環に終止符を打つことができるなら,それに越したことはありません。今回,少しでもみなさんの夫婦関係が良くなるための心理学豆知識を5つ書かせていただきます。ぜひ,1つでも実践して,これからの皆さんの長い結婚生活がより良いものになることを心から願っております。

 

本題の前に,1つだけ今回覚えて頂きたい心理学用語があります。それは,今回のメインテーマとなる

返報性(へんぽうせい)

です。

 返報性とは,有名ですが簡単にご説明させて頂きます。「自分がある人に何かいいことをすると,相手も自然とあなたに良いことをしてあげたくなる」という心理学的な効果のことを言います。今回は,こちらを常に意識して読んでいただけたらと思います。

 

Point.1  相手を変えたいのであれば,まず自分が変わろう(返報性)

 人間,変わろうとしてもなかなか変わることができません。例え話ですが,「夫は妻に先立たれて,ようやく妻のありがたさが身に染みる」といいますよね。これぐらいの一大事(いちだいじ)が起きない限り,人間は変わることができません。そのことを踏まえた上で,相手を変えることよりも,自分が先に変わることの方が,すごく簡単なのです。自分が変わることによって,日常会話から行動全般まで全てが変わっていきます。そうすると,相手は,それに適応した行動や生活をしようとするため,変わらざるを得なくなります。

 

 

Point.2 相手を否定することを完全に無くす

 人間とは,非常に不思議な生き物です。相手に否定されると,またその相手を今度は自分が否定仕返すのです。基本的に,友人関係や,夫婦関係の会話で,否定やアドバイスを求めて会話している人はいません。アドバイスを求めているなら,相手は自分に「何かアドバイスをくれ」と言ってくるでしょう。ただただ話しているというときに,否定は1番必要ありません。友人関係,夫婦関係だからこそ,「肯定・共感・受容」を求めて会話をしているのです。

 

(例)

良い例 ⭕️

 夫 「俺,最近新しいスマホのゲームをやっているんだよね〜」

 

 妻「ええ〜いいじゃないの!やっぱり趣味とか大事よね。私も趣味欲しい〜。ちなみに,それはどんなゲームなの?」

 

 夫 「サバイバルゲームだよ。結構ストレス発散になるんだよね〜」

 

悪い例 ✖️

  夫 「俺,最近新しいスマホのゲームをやっているんだよね〜」

 

  妻 「洗い物や洗濯は,自分でしないくせにゲームはできるのね。そんなことやる暇あったら,もっと家事手伝ってよ」

 

  夫 「自分だって昼間ママ友とランチ行く時間あったらパートに出て老後の貯金でもしてくれよ!」

 

 

 

 

 悪い例を見ると,これでは夫が何のためにゲームの話を共有したかわからなくなってしまいますよね。夫は,「良い例」のような「共感」を求めて話していますよね。友人関係,夫婦関係では,相手が何を求めて話しているのかをしっかり読み取り,相手が求めているものを与えてあげることが,些細な喧嘩をなくし,これからの長い結婚生活をより良いものに変えてくれます。あなたが,相手が欲しているものを与えてあげると,自然と相手もあなたが欲している感情を与えてくれます(返報性)。

 

Point.3  何気ない会話で,相手にたくさん喋らせる

 人間は,喋ることが大好きです。自分の意見や知識,思ってることを精一杯伝えると快感ですよね。私自身,ここに知識を書いていることはとても気持ちが良いです(笑)だから何個もブログを書くのです。友人・夫婦関係も同じです。何気ない会話で自分ばっか話していると,相手は,つまらないですし,「あなたと話す」という事自体の印象がどんどん悪くなっていってしまいます。結果,「あなたと話す」ことを避けられてしまいます。しかし,あなたが,会話の最中に相手に意見や感想をしっかり言ってもらうことによって,その印象が劇的に変わり,「あなたとの会話」自体を好きになってくれるのです。ここで,1つ相手に思いっきり喋らせる,心理学会話テクニックをご紹介します。「アドバイスシーキング」です。これは,大手企業の役員たちが,出世街道を突っ走るために,上司に1番使う迎合(げいごう)テクニックです。それを,友人・夫婦関係に応用できるのです。方法は,至ってシンプルで,会話の最中に「あなたはどう思う?」・「あなたの意見を聞かせてほしい」と相手に喋らせるのです。少し長くても一生懸命聞いてあげるのです。そうすると,相手はいつの間にか気持ちよくなっているのです。そして,その後に,しっかり肯定してあげることが大事です。「あ、そういう考えもあったね!たしかにたしかに。」などのように相手の意見によって私は,ためになったし,聞いてよかった,ということを伝えてあげると,「夫婦での会話」というものの印象がどんどんよくなっていき,会話のある楽しい結婚生活を送ることができるようになります。

 

 

(最後に!) どうしても否定したい場合はどうする?

 

  その場合も,ただ思いっきり否定するのではなく,「肯定・受容・共感」を忘れてはいけません。1度相手の意見をしっかり受け止めて,その後に,自分が否定的な気持ちを持っていることをしっかり伝えることが,言い争いになったりしない話し方です。

 

(例)

 夫 「俺,タバコを吸おうと思うんだ。最近ストレスがすごくてさ。」

 

 妻 「そうだよね。仕事忙しそうだもんね。でも,あなたが大事だからいうけど,私はタバコは吸わない方がいいと思うよ。というか吸わないで欲しいよ。」

 

 この夫婦は,このように気持ちの共有や肯定ができるので,例え,タバコを吸ってしまったとしても,これからはうまくいくだろうと思います。どんな状況においても肯定から入る!1度受け入れてあげましょう。

 

 

まとめ

 今回は,夫婦関係修復の心理学的な会話の秘訣をご紹介しました。今回は,返報性を主軸に「肯定・共感・受容」,「アドバイスシーキング」などについて解説しました。ぜひ,今日から1つずつでも意識して生活していただけたら,とても嬉しく思います!ここまでの長い文章を読んでいただけてる時点で,あなたは「受容」することができる人だと本当に思います!

 今回も最後までありがとうございます。アマゾンで売られている私のおすすめ本をいくつか載せておいたので,ご興味ある方は,ぜひ購入して,幸せな生活を手に入れてみてください。そのほかにも,私自身たくさんの心理学豆知識を書いておりますので,ぜひ,ご覧になってください。皆様の結婚生活がより良いものになりますように🙏🥹